2025年6月8日

【てんさい糖と蕎麦の実】の写真1

藤田九衛門商店さんのてんさい糖。

 

その味わいと力強さに惹かれて

私たち紡ぎは「蕎麦の実」との

組み合わせを試みました。

 

蕎麦を扱う料理屋として

この土地らしい表現で

てんさい糖の魅力を最大限に引き出せたらと

試作を重ねました。

 

たどり着いたのは、

「蕎麦の実のキャラメリゼ」

 

かりっと香ばしく炒った蕎麦の実を、

藤田さんのてんさい糖で絡め

ざくざくとした食感と

てんさい糖のうまみを

最大限引き出しました。

 

一口、

また一口と手が伸びる

不思議な魅力があります。

 

香ばしさ、コク、甘み

シンプルでありながら

どこか懐かしく、そして新しい。

 

ただ、それだけでは

まだ「紡ぎらしさ」が足りない気がしました。

 

私たちは、素材の奥にある背景や

土地に根ざしたストーリーまで含めて

ひと皿の中に込めたいと思っています。

 

味や香りだけでなく

「なぜ、これをこのかたちで出すのか」

という想いまで、しっかりと届けたい。

 

そのために、

さらに一歩先へと進むことにしました。

 

より強く、より紡ぎらしく。

 

てんさい糖と蕎麦、

そして生産者さんの想いと

信州らしさを織り合わせて

もう一歩。

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