今年、
心に残っていること。
年始の能登地震で
お世話になった方々や
友人たちが震災にあって
ご家族を亡くした
友人たちがいたこと。
震災直後に繋がった電話の
「無法地帯です・・」
友人の一言が突き刺さりました。
自分の無力さを痛感する中、
勇気をくれたのは
金沢に住む
大学の2個下の友人でした。
自分たちに何ができるか
電話で話ながら
そのあたたかな優しさに
涙が溢ました。
毎日必要な物資は変わるから
お金を支援しようと
手探りではありましたが
大学時代の友人に声をかけて
富山・石川・福井の友人が
私も、僕も、と
賛同してくれました。
勇気をたくさん貰いました。
「人」ってこんなに優しいのだと
心震えました。
集まった支援金と
紡ぎのお客様や
関わってくださる方々からの募金
息子たちも、
端数が出ると大変だからと
お小遣いの中から
考えて募金したもの
大きな被害があった輪島の方
ご家族を亡くした方に
総額25万の支援を送ることが
できました。
額以上に
卒業して20年以上経っても
こうして困った時には
力になりたいと思う気持ちや
仲間がいることが伝わって
本当に本当に嬉しかったです。
そして
年の後半で、思いがけず
支援した方が
婚約者を連れて
紡ぎに挨拶に来てくれたこと。
家族を連れて
来てくれたこと。
支援してくれた友人も
ご家族と来てくれました。
無法地帯です、と
聞いた時は
はかなくなってしまうんじゃないかと
いてもたってもいられなかったけれど
時を経て、穏やかに
話すことができて
心底嬉しかったです。
みなさん
「有り難う」と伝えてくれたけれど
私たちこそ、本当に感謝しています。
絶望しそうなニュースが
聞こえてくる中、
人は人の幸せを願えるんだと
教えていただきました。
「生きてきてよかった」
自分にも、大切な人にも
心から言える喜びを
一緒に感じられる一年になりました。
まだまだ復興には時間がかかります。
傷もまだまだたくさんあります。
少しでも支援できる自分でいたい。
1人では無力だけれど
幸せを紡いでいけるような
人でありたい。
最後に
自身も被災して大変な中、
それをことばにせずに、
大変な思いをしている
仲間がいるからと
皆のために行動してくれた
堀加奈さんに
心から感謝を送ります。
貴女の様な女性でありたい。
どんな時も
輝く笑顔と明るさを
届けてくれてありがとう!
(今度、一緒に写真撮ろう)
2025年、
必ず良い年になる!
距離があったって
応援しあえる仲間がいることに、
支えてくださる方々がいることに
感謝して
「生きる!」
ありがとうございました!
来年もよろしくお願いいたします。
2024年12月31日
町田 ゆき子