2023年10月5日

【紡と書】の写真1

丹精に育てられた
命に手を合わせ

古来から伝わる蕎麦を打つ

 

【紡】

 

この文字に込めた
私たちの想いを

 

書という
カタチにして
贈っていただきました。

 

紡ぎの蕎麦ざるを額に
勢いよく、美しく在る文字に
息を呑みました。


まるで龍が舞っているような
繊細な美しさが在るこの作品は
平井さんがご依頼してくださった
飯田の書家、和全さんの作品です。


一体いつから
このサプライズを
計画してくださっていたのでしょうか?


このザルに辿り着くまでにも
長い時間がかかったのではないかと。


嬉しい気持ちと、
そして、この文字に恥じないよう
美しい心でありたいと
気持ちが引き締まります。


和全さんは
パリでも展示会をされたり
大きな筆を使った
パフォーマンスされたり
とってもアクティブで優しいアーティストさんです。


迷いがない。


強くてしなやかでありながら
とても純粋な心をお持ちです。


平井さんは
いつもお心が笑顔に現れていらっしゃって
美しいなぁと見惚れます。


初めてお会いした時から
お会いする度にお若くて、
それは
私がとても素敵だなぁと思う方々の
共通点でもあります。


お2人とお話していたら
いつのまにか
年齢なんて飛び越えて
童心に帰ってしまう。


そんな姿を
また和全さんが、
その場でイラストに書いてくださるという

嬉しい贈り物も!

私は「書」が好きです。


ことばとして
書が持つ意味も好きですし
ことばの意味を飛び越えて伝わる
エネルギッシュな書も
とても好きです。


作品の前に立つと
不思議と自分の心と素直に
向き合う時間を持てます。


茶道では
お軸を拝見する際、
手をついて一礼するのですが、
心が整います。


「紡」
平井さん、和全さん
本当にありがとうございました。


宝です。

 

紡ぎ、繋ぐ。

 

Special thanks to
平井登美之様
和全様

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