『あなたに会うと
元気になれる
笑顔になれる、
会いたいなと
思っていただける
女将。
心に、ぽっと
あかりが灯るような
おもてなしを』
2年前に
手帳の1ページ目に
大きく書いた
なりたい自分。
そば懐石？
長野じゃ無理だよ、と
心配していただいたこともあった。
確かに、
楽な道ではないかもしれないけれど
エイヤ、と踏み出してみたから
想像もしていなかったくらい
充実している今がある。
2年前の私にも
ちいさなひとだった私にも
大丈夫だよって言いたい。
素晴らしい方々に出会って
応援していただいて
人前に出ることが苦手だった私が
「女将」になったよ、
今、そこからでは
考えられないくらい
幸せを紡ぐ日々を
送っているよ、と伝えたい。
たくさんの方に
「女将」に
育てていただいていることを
感じる日々。
開業後、
とある懇親会で
名刺交換してご挨拶した際に
「貴女は
一度お会いしたら
相手の記憶に残る人ですね。
心に残る人です。」
と、
真っ直ぐに目を見て
おっしゃってくださった方がいた。
交わした会話は少なかったけれど
職業柄
多くの人と関わるその方に
そうおっしゃっていただいたことが
ずっと心にあって
そんな素敵な
女将でありたいという
目標ができた。
まだまだ
伸び代だらけだけれど
一歩一歩
目標に近づけるように
前進したい。
紡ぎが繋ぐ、
料理や時やご縁が
どなたかの記憶に残って
少しでも
何か生きる糧に繋がったら
これほど嬉しいことはない。
もっと「食」に触れる年。
「茶」について学ぶ年。
知識をカタチにする年。
3年後、
なりたい「私」を想像して
走りたい。
3年後の自分が
大丈夫だよって
今日の私に言ってくれるように
頑張りたい。
写真は
今の私と
生まれた年のワタシ。
いつも、
生意気そうだと笑われる写真。
産み育ててくれた
両親と
支えてくださる皆さまに
心から感謝申し上げます。
そして、
たくさんのメッセージとお祝いを
ありがとうございます。
「生まれてきてくれてありがとう」
幸せを願ってくださる
ひとつひとつが
とても嬉しい贈り物です。
