2023年6月12日

【父と名前の話】の写真1

私の名前は「由起子」です。


小さい頃から
「き」の漢字を「起」ではなく
「紀」と間違われることが多く
よく謝られます。


小学校のリコーダーの刻名も
診察券もほとんど「由紀子」


謝られることがあまりにも多いので
申し訳なさもあり、
取材していただく時や
名刺の名前も
女将「ゆき子」としました。


ある時、父がテレビを見て
「ひらがなになっているんだな」と
何気なく言いました。


ハッとしました。


そうか、
父も気にしていてくれたんだな。


小学生の頃、父が一度だけ
「漢字、変えても良いんだぞ」と
言ってくれたことを思い出しました。


その時は
「気に入っているからいいよ」
なんて生意気を言いました。


自「由」で
自分の力で「起」き上がる
「子」ども。


名前には願いが込められていて
名は体を表す。


おかげさまで
名前の通りに育ちました。


町田由起子となると
田んぼの田がいっぱい隠れていて
確かに住んでいるところは
田んぼに囲まれていて
家族でお米を作っていて、
面白いなぁと思います。


この名前をつけてくれてありがとう。


転んでも起き上がれる様に
生きていきます。


私の中にそのことがちゃんとあるので
「ゆき子」でも全く問題ありません。


どっちだったっけ?という時には
平仮名で全然構いません。


気持ちが伝わることが
何より大切だと思っています。


そんなことを思う今日この頃。


今週末は父の日、
感謝を伝えたいですね。


紡ぎには贈る方の
健康と笑顔を願った
十割そばやジュースがございます。


心を伝える贈り物に、
ぜひご利用ください。

オンラインショップはこちらから

(写真は農作業する父と母)

記事一覧を見る