昨日の紡ぎ初のイベント
「信州ことば紡ぎ塾」は
本当に素晴らしい時間でした。
ご参加いただいた皆さま
本当にありがとうございました。
とても緊張していた私ですが、
村上さんが紡ぎの暖簾を
くぐって入って来てくださった時の
太陽の様なあたたかな笑顔に
「本物は穏やかである」の
意味を知りました。
元NHKエグゼクティブアナウンサーの
村上信夫さんは
私たちの心に
たくさんの「ことばの種」を蒔いてくださり、
信州おもてなし未来塾塾長であり
元リッツカールトンホテル日本史社長の
高野登さんはじめ、
参加者の皆様の
「人生」から生まれることばが
胸に響きました。
皆様の人生に触れることばが
また、自分と向き合うきっかけとなり
心から出てくることばは、
本物でした。
学びはまた自分の中で咀嚼して
自分のことばで
書きたいと存じますが
皆さまが帰られた後、
会場の「紡ぎ」の片付けを終えて
部屋の真ん中に正座し
「ありがとうございました」と
一礼した瞬間に
皆さまのあたたかな笑顔と気が
巡る様な感覚があり、
中島みゆきさんの「糸」の一節が
鮮明に頭の中に浮かびました。
「こんな糸が
なんになるの。
心許なくて
ふるえてた風の中。
縦の糸はあなた。
横の糸は私。
織りなす布はいつか誰かの
傷をかばうかもしれない。」
そういうことなのだ、と
また涙が溢れました。
良い出会い、
もしかしたら
その時は悲しいと思う様な出会いも
逢うべき人達に出会えることで
1人じゃわからなかったことが
1人じゃできなかったことが
少しずつ紡がれていって
小さな私でも、
誰かの笑顔に
繋がることができるのだ。
それは
なんて嬉しいことだろう、と
子どもに戻った様な
まっさらな気持ちで感じていました。
「信州ことば紡ぎ塾」
心が磨かれる
かけがえのない時間を
ありがとうございました。