2023年6月4日

【台所用品と民芸の道具屋 オーロラキッチンさん】の写真1


ぱてぃお大門の
裏手にある
オーロラキッチンさんのお話。


紡ぎの道具も
こちらからお嫁に来たものが
たくさんあります。


店主の須田さんは
とっても感性豊かな方。


ひとつひとつの商品に
愛情をお持ちで
それを伝えてくれるので


迎え入れる時は
すでに特別なものになっています。


ある日イベントの
お知らせをいただきました。


イベントでは
職人さんが鎌を預かって
研いでくれるとあり、


いつか砥ごうと思って
そのままになっている
実家の鎌を生き返らせるチャンス!と
たくさん持っていきました。


帰ってきた鎌を
取りに行ってびっくり。


凄く素敵に
ラッピングしてあるではありませんか。


歓声を上げると


「鎌はさ、
こんな風に
ラッピングされたことないと思って」
と須田さん。


家の片隅で
いつか砥ごうと
見て見ぬふりをしていた鎌が


職人さんの手によって
ピカピカに生まれ変わって


しかも
こんな素敵にラッピングしていただいて
喜んでいるに違いないと思ったら


一本一本
なんだかとても誇らしげに見えて
嬉しくてありがたくて
胸いっぱいになりました。


出した鎌の中には
研いでくださった
職人さんのところの鎌もあり、


こんな風に繋がるなんて
思いもしませんでした。


デザイナーでもある須田さんが
楽しんでいると


いつの間にか
周りの人たちのワクワクが繋がっていく。


こうして心を乗せてくださるところが
とってもとっても素敵。


嬉しい思いと一緒に
抱えて帰りました。


ただの道具、ではなくて
大切なもの、と捉えてくださって
作った人へのリスペクトと
持ち主さんへのお心遣いが
嬉しい。


渡した母の笑顔も
輝いていました。


ぱてぃお大門の
裏の小道を抜けてすぐ左手の
オーロラキッチンさんへ
ぜひ足を運んで見てください。


きっとお気に入りと
出会えるはずです。

オーロラキッチンさん

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