2022年3月13日

「紡ぎ、紡ぐ。」椅子とテーブルの写真1

「紡ぎという漢字には

人の手が携わっているでしょう?

人の手が、丁寧に丁寧に

糸を紡いでいく様子が浮かぶ。

だから、

僕はとてもこの字が好きなんだ。」

ふと

人生の先輩に言われた言葉を

思い出します。

 

私たち紡ぎは、

たくさんの方々のご縁と笑顔を

紡いでいきたい。

 

先日、

紡ぎに椅子とテーブルが届きました。

 

この椅子は、

長野市のフォーシーズンさんという洋食屋さんが

お店を閉めるというときに

私たちにお譲りくださった

歴史ある椅子です。

 

フォーシーズンさんは

粋でかっこいいご主人と

心からの笑顔でお客様をおもてなしする

素敵な奥様が営まれていた

小さいけれど、たくさんの方の

心とお腹を満たしていらっしゃった素敵なお店でした。

 

ご苦労もたくさんあったとお聞きしました。

それでも36年間、二人三脚で

乗り越えていらっしゃったお二人。

 

『お二人の歴史と

あたたかな想いを

未来に繋げていきたい』

 

その想いに

共感してくださり

ご自身のことのように

考えて提案してくださったのが

長野市の宮友家具さんの

松本さんという

素晴らしい女性でした。

 

椅子の持ち歴史を生かしつつ

新しい命を吹き込む。

 

張り替えの素材から細部にまで

宮友家具さんの素晴らしいお志事が

あらわれています。

 

副社長も

お客様にとって

紡ぎで時間が

最高に居心地の良いものになるよう

椅子やテーブルの高さを

設計してくださいました。

 

私達にとって

とても大切な方に、

「この椅子、本当に素敵ね。

座り心地も良いし、

雰囲気がとっても美しいわね」

とおっしゃっていただき、胸がいっぱいになりました。

 

想いは繋がる。

 

ここからまた

新しい歴史がはじまります。

 

皆様にもぜひ

味わっていただきたいです。

 

柴田ご夫妻、

本当にありがとうございます。


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