2021年9月26日

「想い」の写真1

日本料理 そば懐石「紡ぎ」への想い

 

学びを重ね、

料理会を重ねて、

私の中で更に強くなった想いを

綴ります。

 

「紡ぎ」を通して

私達が実現したいことは

 

特別な日の「食」の時間を通して

より命を輝かせること

 

生きる糧となる

記憶に残る

時間・料理・おもてなしのある

場所であり続けること です。

 

 「人は幸せになるために生きている。

 

 自分自身が幸せになること

 

そして

 

1人でも多くの周りの人を

幸せにすること」

 

 

これは尊敬する大久保寛司さんの

著書「あり方で生きる」に書かれた言葉ですが

 

「紡ぎ」に関わってくださる方が

そう在れる場所であり続ける

これが私達の志です。

 

以前、東京で起こった

暴走事故の記事を拝見しました。

 

 ご遺族の方が

 

「人前で笑っていいのか、

葛藤もあるんですよね。

 

ずっと泣いている方も

もちろんいると思いますが、

一側面だけじゃない。

 

笑えないこともあります。

陽気でない日もあるけど

 

 生きていくと決めた以上は

笑う日もあるんですよね」と

語っておられました。

 

 痛いほど深く突き刺さりました。

 

 ご自身も自死が頭をよぎったと。

 

そして、

理不尽な悲しみの中にいながら

笑ってはいけないという雰囲気に

苦しんでいるご遺族がいらっしゃること。

 

事件や事故をきっかけに

家族がバラバラになってしまうこともあるという残酷な事実があること。

 

生きづらさを感じていらっしゃる方がいること。

 

胸が潰れそうになりました。

 

「生きていくと決めた限りは進んでいかないといけない。

でもずっと前は向けません。

時々後ろに戻ったり、振り返ったりする。

 

それを繰り返して、

結果的にぐるぐると少しずつ螺旋を描きながら、

最終的に前に進んでいるのであればいいのかなと思っています。」

 

その言葉を拝見した時

決心いたしました。

 

私達は、

誰でも分け隔てなく受け入れる

「善光寺」という場所の近くで

 

生きるための「食」を通して

 

悲しみに涙を流せる場所

大切な方を偲ぶ場所

分かち合える場所

そして

生きるために安心して

笑顔になれる場所になろう。

 

私の中にも

その悲しみがあります。

 

でも

生き抜くと決めました。

 

人に添う私で在りたい。

 

この想いは

今までに出逢ってくださった

全ての方のおかげで

行き着きました。

 

どれだけ感謝しても

感謝しきれません。

 

紡ぎでの

ご法事のお席の際は

ぜひ

大切な方の笑顔のお写真を

お持ちください。

 

大切な方のお祝いの日には

一緒に喜びを分かち合わせてください。

 

まだまだ

未熟な私達ですが

 

「紡ぎ」に関わってくださる方の

幸せを願って

和敬清寂の気持ちを込めて

懐石料理と信州そばを仕立て、

 

大切な日の「食」と

一盌のお茶をお出ししたいと存じます。

 

お気軽にご相談いただければ幸いです。

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